食育

 

●●● 食育方針 ●●●

「人」に「良」いと書いて「食」になります。

食育は、「人を良く育てること」です。

 

給食は毎日の保育活動のなかでも特に重要です。

家庭と保育園の両方で日々生活をする子どもたちにとって「食事」は生活リズムを整えるための大きな役割を担うと考えています。

子どもの食事への感性を育て、食行動や食習慣に大きな影響を与え「食べることの大切さ」「皆で食べる楽しさ」を感じていくことで、子どもたちが「食」に興味を持ち感謝する心を育めるような食育を実施しています。

かつらの木保育園では子どもたちが「生きる力」を伸ばしていけるよう援助していきます。

大切なコミュニケーションの時間として職員も一緒に食べています。

●●● 食育目標 ●●●

・ 旬の食材を取り入れ成長・発達に応じて調理いたします。

・ 行事食を通して日本の伝統文化に触れ、食べることの大切さ・楽しさ・マナーを伝えていきます。

・ 自給自足を体験しながら毎月季節に合わせて「クッキング保育」を行います。

・ 作ることの楽しさから偏食をなくし、よく食べ、食を楽しむ保育を実施いたします。

DSCN6368 1 DSCN1086

さつまいも掘り      じゃがいも掘り       野菜洗い(乳児)

DSCN0087 DSCN1242 DSCN1359

クッキング保育

離乳食の進め方

●●● 離乳食へのこだわり ●●●

 かつらの木保育園では離乳食を作るときに基本のだしを1番に考えています。

だしは、昆布・煮干・カツオを使用し、自然の味や食材そのものの味を大切にしています。

月齢や発達にあわせて

調理形態や量を変え、離乳食を進めていく過程を大切にしています。

進めていく過程で食物アレルギーの心配がありますので、保育園の離乳食は基本的にご家庭で使用したことのある食材を使って進めていきます。段階に応じて食材をご家庭で試していただくこともあります。

ご家庭と一緒に

ご家庭で「何でも食べられる」と、早い時期からヨーグルトのような乳製品・牛肉入りのハンバーグ・茶碗蒸し・お刺身などを食べさせ、じんましんや下痢を起こすこともあります。学術的には徐々に胃や腸の消化・吸収能力が発達し免疫が出来、体の調節力が効き過剰なアレルギー反応を起こさない清浄な免疫能力を獲得していくと言われています。ご家庭と保育園の連絡を密に取りながらお子さまの健やかな成長を願い安心・安全でおいしく離乳食を楽しく一緒に進めていきたいと考えております。

 

食育の特色

①お子さまに自然の味を覚えてもらうために「だし汁」については昆布・煮干・カツオを使用しています。洋風・中華だしは鶏がら・無添加天然素材のスープストック・香味野菜を使用しています。

②お子さまに季節を感じてもらえるよう旬の食材、様々なメニューを食べられるように毎日異なるメニューを提供しています。(2週間のサイクルメニューです)

③離乳食は年齢・月齢にこだわらず保護者と連携をとり、お子さまの状況を考慮した段階のものを提供しています。

④食育の一環として「薬膳料理」「インターナショナルメニュー」「郷土料理」などを献立に取り入れています。

⑤園庭のプランターにてハーブを栽培し、ハーブティーを淹れて香りを楽しみます。

⑥日本の伝統を学べるように「味噌・ぬか味噌」作りを年間を通して行い、食事に興味が持てるように指導しています。

DSCN1224    054

⑦毎月の誕生会にはデコレーションケーキにキャンドルを立ててお祝いいたします。子どもたちが毎月楽しみにしてくれるような誕生会を行います。

DSCN0193

あつい真夏の時のケーキは食中毒予防のため生クリームは使用いたしません。

しかし、「ひまわりヨーグルトムースケーキ」など

楽しめるデコレーションケーキを作っています。

⑧食材の色・形が鮮明に見えるように白食器を使用しています。
湯飲みにもこだわり、両手で持てるものを選びました。この湯飲みを使うことにより食事をするときの「手を添える習慣」を学べます。

DSCN4703

⑨アレルギーのお子さまに対しアレルギー除去食をお出ししますが、お子さまのストレスが無いよう出来る限り普通食に近い形で提供いたします。

⑩水は浄水器の水を使用しています。「飲み水」だけでなく料理にも使用しお子さまの健康と安全・安心をサポートしています。

⑪お箸の使い方や食事のマナーを取り入れ、食に対する興味や関心を持ち食べることを楽しみながら学びます。

DSCN1376 DSCN0974

クッキング保育        バッフェスタイルランチ